自律神経の仕組み

自律神経の仕組みについて説明しましょう。

自律神経は全身にくまなくいきわたっており、交感神経と副交感神経がお互いに調整しあいながら全身のバランスを保っています。

・交感神経は何かをしようと活動する時や、身に危険を感じるときや、ストレスを感じた時に働きやすくなります。【活動時には交感神経が活性化されます】

・副交感神経は休憩したり、眠る時、ご飯を食べ終わった後など、身体を休める時に働きやすくなります。【休息時には副交感神経が活性化されます】

 

<交感神経が活発になると>

・脳や神経が興奮する(テンションが上がる)

・脳の血管は収縮する

・心拍数が増える(心臓がドキドキする)

・血圧が上がる

・唾液が出づらくなる(食べ物の消化↓↓)

・胃腸の働きを抑制する

・汗が出る

・アドレナリン・ノルアドレナリン 興奮に関する神経伝達物質↑↑

 

<副交感神経が活発になると>

・脳や神経が落ち着く(リラックスする)

・脳の血管が緩む

・心拍数が減る

・血圧が下がる

・唾液が出やすくなる(食べ物の消化↑↑)

・胃腸の働きが活発になる

・アセチルコリン 安静・リラックスに関する神経伝達物質↑↑

 

これらが交感神経と副交感神経の仕組みになります。

 

交感神経と副交感神経のバランスがどちらかが多すぎても、少なすぎても自律神経のバランスは崩れてしまいます。

交感神経と副交感神経が5:5くらいのバランスが一番いいと思われます。

活動している時は交感神経と副交感神経が7:3や8:2になります。活動を終えると5:5にもどるのが理想です

安静にしている時は交感神経と副交感神経のバランスが7:3や8:2になります。活動し始めると5:5にもどるのが理想です

活動したり、安静にしている時に交感:副交感神経のバランスが傾いてしまうのは自然なことですが、傾いたままで過ごしてしまうことで自律神経の乱れに繋がっていきます。自律神経の乱れが続いているとこれが自律神経失調症に繋がっていきます。





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【頭痛・自律神経専門整体院】

たおやか整体院 松井 友秀


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